Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

和歌山県の地方紙「和歌山新報新聞」にベック チーフインストラクターChizukoは英会話コラムを毎週連載しています!

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ベック チーフインストラクターChizukoの英会話あるあるのコラムです。
読んで頂いて、少しでも英会話が好きになるきっかけになればうれしいです!

日本語と英語の違い

「借りる」という日本語にあてはまる英語は何でしょうか。私がまだ初心者で、「借
りる」という英単語を学んだ時に思い浮かんだのは「ビデオ(あの頃はDVDではなくて、ビデオだったのです)借りてきたから見よ」という表現です。ビデオを借りると言えば、「レンタル」ですよね。ですから、「rent」という言葉は馴染みやすくて簡単でした。

英語には「borrow(発音記号はbάroʊ)」という表現もあります。(細かく言えば他にも「借りる」という英語表現はありますが、今回はこの二つに絞ってお話します)この「borrow」、私にとっては曲者で、なかなか覚えられない単語だったと記憶しています。ちなみに、この二つの表現の違いは、賃料が発生するかどうか。お金を支払って借りる場合は、「rent」支払いが発生しない時は「borrow」です。

さて、何度も「あれ?覚えたはずなのになあ。何だっけ?」ということを繰り返した後、ようやく「borrow」を覚えた私は張り切って使ったわけです。使えば使うほどに頭に残りますしね。

そんな時の私の間違いが「トイレ借りていい?」です。もちろんその時も使いました。「Can I borrow your bathroom?」と。そして私は間違いには気がつかなかったのです。ニュージーランド人の友人宅での会話なのですが、私が「借りていい?」と言うと友人は笑いながら「ちゃんと返してね」と言いました。何が面白いのか分からない私。「返す???何を??」ていう具合です。そこで知ったことは英語の「借りる borrow」は自分の手元に持ってきて使って返すというニュアンスがある、ということです。だから私は友人に「返してね」と言われたのです。

日本語の「借りる」単語は、お金が発生する場合もしない場合も、トイレの様に自分の手元に持ってきて使うものではない場合も、全てカバー出来ます。便利な単語ですねえ。でも英語はそうではないのです。こんな風に、英語と日本語ってこんなに違うんだなあ、と感じた私の珍道中でした。

「トイレ借りてもいい?」「Can I use your bathroom?」

日本語と英語の違い Part2

よく聞くことかもしれませんが、私たち日本人は主語(誰がその行動をするのか)を明らかにして話さないことが多いです。例えばお家で「ご飯出来たで」と言われたら「行くわ」と返事します。だれが行くのかわざわざ言いませんよね。英語では誰がするのか、を必ず明確にします。「行くわ」は「I’m coming!」と言う訳です。「私」と言葉にするんですね。この違いは結構大きいです。

これは私が英会話を始めた当初よくつまずいたことでした。頭に思い浮かぶ日本語をそのまま英語にしたら、主語がないんですから。そして今英会話講師をしていても、よく指摘する箇所です。「それは誰の話?」と。

この理由には文化の違いやその他色々なことが原因としてあげられるのでしょうが、私はその道のプロではないので、それは横に置いて。私はこの、主語を明らかにする、ということがとても面白いと感じたのです。

自分より目上の人の話をするときも友人の話をする時も、男性の話なら「he 彼」と言いますし、女性の話なら「she 彼女」と言います。日本語で「彼は○○」なんて話し方はしないでしょう?英語にも丁寧語はありますから、敬意は表わすけれども、どんな世代の誰のことを話す時でも「彼」であり、「彼女」であることがとても面白く感じたのです。特に自分の両親のことを「彼」「彼女」「彼ら」という表現で伝える、という感覚がとても新鮮でした。

とはいえ、この主語から話し始めるということは、なかなか難しいものです。なぜって私たちが日本人だから。その話し方で長年やってきたんですから。じゃあ、どうしたらいいの?と思いますよね。答えは「練習」です。それだけ?って思いますか?そう。それだけです。特効薬があるといいのですが、残念なことにありません。

私の場合まずは「I」の練習からスタートしました。朝起きてからの一日の流れを英語で言ってみるんです。朝起きて、服を着替えて、お水飲んで、朝ごはん食べて・・・日本語ではこんな感じですね。英語の練習の時は意識的に全て「I」から始める文章にしました。

さて、あなたは朝から今まで何をしましたか?「I・・・」

 

案外しらないかも、なこと

大抵の方は、「英語話せますか?」と聞かれると「いいえ」と答えるのではないでしょうか。今読んでくださっているあなたもそうかもしれません。そして、話せないどころか「苦手です」という人でも知っているであろう「like」「~が好き」を使う時の注意点を案外知らない方が多いな、と思うのは英会話講師になってから。そういえば私も、講師をする前は、気にしていなかったのです。

さて、突然ですが、あなたの好きな動物は何でしょうか。私は猫が好きです。自分の家で一緒に生活したことはないものの、オーストラリアでホームステイしたお宅にはRaffleという名前の猫がいました。それから私は猫派の人になったのです。さて、この「私は猫が好きです。」という英語、あなたならどう言うでしょうか?初心者の頃の私の英語ならこうです。「I like cat.」そして、もう少し上達してこう変化します。「I like a cat.」で、この英語で完璧だ!と思っていた訳ですね。

お分かりの方もいると思いますが、「I like a cat.」という文章は間違っています。全く通じないことはないでしょうけれど、何か変なのです。何が変かお分かりになりますか?a catが変です。でも、英語ではcatは数えられる単語で、そういう場合には、a を付けると習ったんだ!と思われる方もいるかもしれませんね。文法的には間違いはないのですが、そもそも「猫が好き」という話を一匹の猫「a cat」と表現するのが変なんですよね。世の中に猫はたくさんいます。その猫たち全てが私の好きの対象なのです。この感覚に気がつくかどうか。これだけのことですが、こういう感覚がスッとわかるようになると、英語の感覚が付いてきたなあと思う。そういう表現です。

では結局「私は猫が好き」は英語で何と表現するのでしょう。答えは?「I like cats.

です。さて、あなたの好きな動物は?「I like…..」答えられましたか?

あなたが伸ばしたいのはなんの力?

先日の英会話レッスンでのこと。5名の生徒様が参加されているクラスで、3名が一組になって会話していました。その会話の時、ある一人の方が、会話に参加せずに何かをメモしているのです。あなたがもし、英会話のレッスンを受けているのなら、ご自分のレッスン中に同じことをしていませんか?もし独学で英語を学んでいる方は、本を読んだり、新しく覚えたことをノートにまとめて、勉強して、それで英会話力が上がる!と思っていませんか?

もし、あなたが英会話力を伸ばしたいなら、「英語を話す必要」があります。読んだり、書いたり、聞いたりするだけでは会話力は伸びません。つまり、レッスン中は、自分が「会話」している時はもちろん、他の人の「会話」に集中しておくことが何よりも重要なことなのです。他の人が知らない単語を使ったとしても、それをメモするよりも会話の中でその単語を想像して、そしてできれば自分も会話の中に入っていく。そのタイミングを計って、自分から発言することにチャレンジし続ける。このことが何より大事なのです。会話力を伸ばす方法はこれ以外にはありません。

ところが、おそらくメモを書いている最中には、会話は耳に入っていません。そしてメモを書き終わって、会話に戻ろうと思っても、すでに会話は進んでいるので、なんの話をしているのかつかむのにもまた時間がかかる、という訳です。これでは、英会話のレッスンを受けているのに、一番伸ばしたいはずの「会話力」はなかなか伸びなくなってしまうのです。

私たちは、学生時代多くの時間をペンとノートで勉強することに使ってきました。そして、それでは会話できるようにならないことは身に染みているはずです。メモしておかないと、もったいない様な気がするし、その方が上達するのでは、という気持ちありますよね。

そして、その気持ちは一旦横に置いて、目の前の会話に100%取り組む、自分の言葉で会話してみる。ということを続けてください。もし、レッスン中たくさんのメモを取っているな~、と思われた方。それをやめるだけでも、英会話力が飛躍的に向上するかもしれませんよ!

留学への意識

今日は留学についてのお話をお届けします。今日、今年の春に留学から戻った女性が「留学には明確な目的があった方がいい。」という話をしました。私が留学斡旋のお仕事をしていたのは8年ほど前。その頃からよく話題に上っていたのは、留学生には「何を学ぶために行くのか」が明確な人と「留学したら何かが見つかる」と思っている人がいる、ということでした。大事なのは「留学の目的が明確」なことだという彼女の意見に私も同意して話は弾みました。

目的が「自分には何が合っているのかを見つけること」なら素晴らしい成果がある留学になるでしょう。様々な職種の仕事ができるようにアレンジするのか、一つの会社でインターンシップを長期間するのか、その人なりの「何か」を見つけるための計画を練って、留学すればいいのです。でも、ただ海外に行って、学校に通って、誰かと部屋をシェアして、英語を学んでいても、何も見つかりません。だって、探してないですもの。

「英語の上達」が目的でもいいですね。英語を上達させて、その英語で何がしたいのかも明確である必要がありますが。何のための英語の上達なのかが明確ならば留学先での行動計画を練ることが出来ます。どんな分野の会話に慣れる必要があるのか、単語量を増やすべき分野は何なのかなどを計画するのです。

なんとなく留学すると、なんなく時間が流れて帰国の日がやってきます。なんとなく留学しても楽しいです!思い出はたくさん出来るし、友達も増えます!それを目的にすること大いに結構!思い切り楽しんで、思い出を作りましょう。でも、留学斡旋の仕事をしていた経験から感じることは、皆何かを得たくて留学する、ということです。単に思い出づくりなら旅行で十分と思っている人かほとんど。じゃあ、その何かを得る為には何が必要なの?ということに気づいていない人が本当に多いです。

答えは単純です。目的を明確にする!留学はあくまでも手段です。手段の先にある目的を明確にしましょう。あなたがもし、今後留学を考えるなら、是非この「目的」の話を忘れないでください。もし、あなたのお子様が留学することになったら、是非明確な「目的」の重要性に気づかせてあげてください。目的があってこそ、その手段である留学は、成果を求めて行動する有意義な留学生活になるのですから。

え?!この単語通じやんの??

ある生徒様が経験した旅行でのお話です。ある女性の生徒様。彼女は友人と台湾旅行に行きました。一緒に行った友人は英語が堪能だったそうで、「基本的な会話は友人に任せた」と笑っていましたが。彼女たちは九扮(きゅうふん)に行きたかったのですが、自分たちではたどり着けず現地の方に聞きました。そうすると、「OK!OK! Follow me!!」(わかった、分かった。付いてきて!)と言ってくれたそうです。そして、九扮に着くまでの間、英語で色々な会話をしたのですが、その中で現地の人から出た質問が、「What do you do?」です。これは「あなたは何をする人ですか?」という意味で、職業を聞く質問です。この時彼女は、先日レッスンで学んだ自分の職業を伝えました。でも、相手には通じません。台湾の方が、「ん??何??」という反応をしたので、再度その職業を伝えたのですが、それでもやはり「分からない。」と言われてしまいます。「まあ、いいわ~。」とその話は終わったそうなのです。その後のレッスンで、彼女は「その台湾の人は結構英語を話していたのに、私の職業が通じんかった。あの単語を知らんってことある?ないよね?やっぱり私の英語力まだまだダメやわ」と私に話してくれました。私の考えでは、「その台湾人にも知らない単語はある!」です。

とくに私たちの様に、英語圏以外で第2言語として英語を習得しようとしている、ノンネイティブスピーカーと話すときは、よくあります。相手がどんなに英語が堪能に思えてもです。英語が通じていないのか?と思ったら、相手が自分が話した単語を知らなかった、ということは、よくあることなのです。私が感じているのは、日本人は自分の英語力をとても低く見る傾向がある、ということ。そして、「私が知ってる英語をまさか知らないなんて。そんなことはないでしょ。」って思ってしまう。大抵の日本人の英語力はさほど低くはないですよ。自分が低い!と思っているから低くなっていると私は感じています。「ああ、ダメだ。通じなたかった。」というよりも、「あ、この人はこの単語知らんのやね。」と思う。そんな風な気持ちで英語に取り組んで欲しいです。

「Don’t push my buttons!!」

私が見ていたドラマのセリフから、面白い表現をご紹介します。ドラマであるカップルが話をしています。その会話の中で女性が男性にこう言いました。「Don’tpush my buttons!!」。この英語を日本語にすると、「私のボタンを押さないで!」ですよね。このbuttonには、洋服についているボタンはもちろんエレベーターのボタンや、機会についているボタンも含まれます。では、今回のmy buttonsとは何のことでしょうか。

ドラマでDon’t push my buttons.が出てくるのは、彼氏が彼女が嫌だと言っていることを何度もするというシーンでした。そこで彼女が、彼氏に対して「Don’t push my buttons.」と言います。想像出来ますか?嫌だと言っているのに、まだやり続ける彼氏に、彼女は腹が立ってきているんです。そこで、「ボタンを押さないで!」つまり?「怒らせないで!」ということなんです。ボタンを押さないで、が怒らせないで、になるって面白い表現ですよね。日本語にはない表現です。最近「やる気スイッチ」という言葉があったりしますが、それに近いでしょうか。

人間はいろんなボタンを持っていて、その中に怒りボタンがあって、それを押さないで、と言っているのです。機械、ロボットのボタンをやみくもに押して、想定外の動きをしたり、急に止まってしまったりする、そんなことをイメージしてもらえたら分かりやすいかな、と思います。これ以外にも、例えばYou are pushing my buttons.怒らせてるわよ、だったり、He knows how to push my buttons.彼は私の怒らせ方を知っている(彼は私を怒らせる)だったり、色々な使い方が出来ます。

ただのボタンが、英語では「怒りのスイッチ」として使われている。面白いと思いませんか?よく考えると日本語でも「怒らせる」という表現に「地雷を踏む」というものがあったりしますね。比喩を使う表現を知っておくと、映画やドラマで耳にした時に、面白いと思います。是非今回の、Don’t push my buttons.怒らせないで!も覚えてみてください。

旅行先で使いたいから、英会話を学ぶ

この年度の変わり目という時期の為か、来月から新しく英会話を学び始める生徒様が、私の教室にはたくさんおられます。そんな新しい生徒様と話していて気が付いたことを。ある生徒様は、旅行好き。彼女は旅行に行って買い物をしたり、食事をしたり、ホテルに泊まったり、色んなことをしています。何とか出来ているのです。でも、ストレスなく出来るようになりたいし、何より英会話が出来ると、もっと楽しめる気がする!と思って英会話を学ぶことを。その通りですよね!!英会話とか、一言も出来なくても、旅行は出来ますよね。何とか注文して夕食を食べるのです。思っていたのとは違う料理が出てきたりしますが。そして、そんな旅行も楽しい!

それに私も同感。私は英語が出来ない頃にも旅行して、その旅行は楽しかったですもの。 そんな会話をしていて、思ったのです。旅行が好きでね・・・という理由で英会話を学ばれる方で、旅行中に現地の人と知り合いになれたら、最高だ!という声はあまり聞かないなあ、ということに。

今私たちには、たくさんのコミュニケーションツールがあります。SNSにも色々な種類があります。それをうまく使えば、現地の人とつながって、友人になって、次にその国を訪れるときには、「Hello!!」と言って出迎えてくれる人が出来る可能性がある、ということを是非知っておいて欲しいのです。きっかけは些細なことでいいのです。ホテルの朝食バイキングで二日続けて隣の席だったとか、エレベーターで何度か会ったとか、旅行中トラブルにあったとき、助けてもらった、とか。そんな、些細なことがきっかけで、同じ様な旅行者と、または現地の人と、つながりが出来る可能性があるのです。あなたが声かければ。帰国してからのやり取りは、SNSで出来ますから、じっくり時間をかけて考えたり、調べることも出来るわけです。そうやって、自分の英語力を駆使して仲良くなって、何年後かの再会を目指す!そんなことが出来ると、すごいなと思いますか?それはハードルが高そうに感じますか?

旅行先での出会い

皆さん、現地の人と友達になって、連絡を取り合った後に、今度はその人を訪ねて再び現地を訪れる、なんてことが出来たら素敵だと思いませんか??

私の英会話スクールに通う女性の生徒様。彼女は旅行が本当に好きで、アジア、オセアニア地域、スカンジナビアなどに訪れています。少しでもまとまった休みが取れれば、国内外問わず旅行に出かける!というエネルギッシュな女性です。そんな彼女。海外旅行ではツアーなど使わず自分たちでプランを考えてアレンジして現地入りする、というスタイルで、旅行を続けていました。そんな彼女の英会話上達の目的は、もちろん旅行での会話。何年間か色々な場面での会話を練習して、随分と英会話がスムーズになってきた・・・そんな頃。

彼女は友達と海外へ。旅行と楽しんだ帰りの出来事です。帰りの飛行機の搭乗時刻が早朝だったので、ホテルのチェックアウトを朝4時頃にしなければなりませんでした。無事にチェックアウトを済ませ、フロントでタクシーを呼んで、とお願いをしたら、何と!「この時間タクシー会社はあいてないから、電話しても出ない」というではありませんか。外はマイナス10度以下。歩いて空港に向かうには無理がある状況です。しかしそのままホテルにいても飛行機には乗れません。皆でホテルから出て、途方にくれていたところに、現れた救世主が現れたのです。その救世主は現地に住んでいる人でした。どうしてそんな時間にそこにいたのかは忘れてしまいましたが。それはさておき、生徒様が困っていることを伝えて、どんな方法があるかな?と相談したところ「僕が空港まで送ってあげるよ。」と言ってくれたそうなのです。私の生徒様のグループは6人くらい。車一台では乗ることが出来ません。その救世主は友達も呼んでくれて、その救世主と友達の車で無事に空港にたどり着いた、ということでした。これが、生徒様と救世主との出会いです。

この話だけでも、そんなことがあるんだな!と驚く方もいるでしょう。でも、話はそれだけでは終わらないのです。現地の人とのつながり。その醍醐味はここからなのです。

現地でたまたま出会って、車で空港まで送ってくれた救世主。別れ際に記念にと、みんなで写真を撮りました。そこで、その写真を送るから、と住所を聞いたそうです。それから、もう一つ生徒様がその救世主に聞いたのは「フェイスブックやっていますか?」という質問。この質問は私の英会話教室で以前お伝えした表現で、きっと生徒様は「今使える表現だ!」と思い出してくれたのだと思います。生徒様とお友達は無事飛行機にのり、帰国しました。

そのすぐ後のレッスンで、その話をきいた私は「フェイスブックでせっかくつながったんだし、やり取りを続けて、今度はその人を訪ねて行くことが出来たら、最高やね~」と話しました。生徒様は「英語でのやり取りはまだ大変だけれど、英語を書くならゆっくり時間をかけて出来るし、頑張ってやり取り続けます」と言ってくれました。

そして、季節は巡り、冬が来て生徒様から「チズコ、また年末の長期休暇を使って旅行に行くよ。前に空港まで送ってくれた彼が、案内するからおいで、と言ってくれたから、彼の町で一泊して案内してもらってくるね!」と聞いたのです。そう、私が以前帰国後に「そんなことになったら最高やねえ」と話していた「そんなこと」ことが現実に起こっていたのでした。生徒様は女性で、現地で知り合った救世主は男性でしたので、恋がうまれているのかしら??と思ったりもしましたが、それは違いましたけど(笑)現地では、救世主の彼と、彼のフィアンセが私の生徒様を案内してくれたそうです。

そう、これこそが旅の醍醐味、現地の人と知り合う醍醐味だとは思いませんか。もし、今度彼が日本に来ることがあれば、和歌山を訪れ、今度は私の生徒様が彼を案内することでしょう。旅をして、現地の素晴らしい景色に感動し、美味しい料理を食べる。そして、現地の人とつながる。そんな旅行が出来ることをイメージして是非、旅の英語を身に付けてください。次の旅行で、そんな機会があなたを待っているかもしれないのですから。

せっかく話しかけられたのに・・・会話が続かない!

海外でとても良く質問されることをご紹介しましょう。海外のレストランや買い物のレジなどで「Where are you from? Where are you visiting from? どこから来たの?」という質問をされたことはありませんか。この時あなたは、「I’m from Japan.」と答えますよね。問題はその次です!この次に相手が何を言うかはいくつかパターンがありますが、何にしてもこの先の話が続かなくて「シーン」として、残念だった、という経験がある方もいるのではないでしょうか。相手は仕事中なので、この会話から友人関係に発展することはないとしても、せっかくの英会話の機会です。逃すことなく、会話を楽しみたいですよね。

例えば、あなたが「I’m from Japan.」と答えると「Oh! Really!!そうなの!」という反応のあとで、「I’ve really wanted to go there.日本はすごく行ってみたい場所だよ」などと言われるかも。さて、この次、あなたならどう言いますか?ここからが、結構難しいですよね。「Ah, yes…ああ、そうですか…」くらいしか言えない!というあなた!まずは話題を提供致しましょう。1、日本のどこかお勧めの場所を伝える。2、どの季節に日本に来るのがお勧めかを伝える。まずはこの二つの話題を英語で言えれば、まだ会話は続きますね。

一つ目の、日本のどこかお勧めの場所を伝えるは、是非和歌山の話をしてください。高野山の話でもいいし、和歌山城の話でもいいでしょう。「I recommend you Wakayama in Japan. I’m from Wakayama. We have very beautiful World heritage, Koya.日本の和歌山をお勧めします。私和歌山から来たの。とてもきれいな世界遺産の高野山があるのよ。」という具合です。和歌山の何をお勧めするのか、是非英語で言えるようになっておいて欲しいです。和歌山を愛する私としては、和歌山の人たちには是非これをお願いしたい。

また、二つ目の、どの季節に日本に来るのがお勧めかを伝えるは、「I think spring is the best season to come. You can see the great cherry blossoms.日本にいくなら春が一番だと思います。素晴らしい桜が見られますよ。」という感じ。どちらも、相手に何かお勧めのことを一つ話すことで、まだしばらくは会話が続きます。
この典型的な会話だけでも、そこそこ会話が続く、のには英会話力が必要ですよね。是非今回ご紹介した表現を覚えておいて、使ってみてくださいね!