まじめな英語は卒業しよう

Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

私は37年を和歌山で過ごしていて、私の英語は大人になってから和歌山で習得しましたものです。だからなのか、「私は細かいことを気にしすぎているらしいぞ」と思い始めたのは英会話をスタートしてから6年目くらいの頃でしょうか。

 ある時、新しく配属された外国人講師と出会った時、彼は私に「You are a manager?」と言いました。この文章を見てどう思われますか?「間違ってるやん」と思われますか?

 私は実際に外国の人達と会話する機会を重ねる中で気がついたのですが、ネイティブ達の会話は結構適当のようなのです。適当というか、それでもOKだということなのでしょうが。例えば先程書いた文章。私が思う正しい文章は「Are you a manager?」です。が、そうは言わないことも多々あるのです。そのことに気がつき始めたのが、この頃です。

 日本語でも同じことですよね。「あなたはマネージャー」とだけ文章で書くと分かりませんが、語尾をあげて、「あなたはマネージャー↑」というだけで、質問だと分かります。英語でも同じことだと気がついたのです。もちろん丁寧な会話をしないといけない場面(ビジネス相手との会話や、上司との会話など)では丁寧な英語を話す必要があるのですが、同僚や友人同士の会話では、もっと楽に考えて、気軽に英語を口にすればいいのです。私たちが日本語でもそうしている様に。

 そう思うと、質問する際に必要だったちょっとした考える時間や、会話の中にどうしても生じる、変な間、を解消することが可能になってきました。

 英会話の練習を始めた頃は、DoなのかDoesなのかが瞬時に分からず、「Do she like?」なんて良くいったものですが、「She likes?」でも良かった、ということです。

 ただ、初めからその簡単な表現だけを学ぶといざという時の使い分けが出来なくなるので、今学習中の方はまず、きっちりと文法的にも正しい英語を話すことをお勧めします。が、そこそこ英語が話せるようになってきたぞ、となった時には、あまり気にせず、なんでも語尾をあげたら質問になるんだ、という気持ちで話してもいいのです。そう思うと、気が楽になりませんか?

 Take it easy!

 

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