オレンジ、Orange同じとちゃうの?

Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

珍道中15日目。前回Rの発音に苦戦中という話し、覚えていますか。猫のRaffleの名前が発音出来ない!という話しでしたが、それを書いていて思い出した話を。

 私はシドニー郊外のDeeWhy(ディーワイ)という場所で滞在していました。ビーチまで徒歩10分。2キロも続くビーチの北側には海の水を取り込むプールがあり、泳ぎが苦手でオーストラリアの海はちょっと怖い私でも大丈夫です。海に入って泳ぐ人は、ライフセーバーがいる南側のエリアがお勧め。

 そんなDeeWhyからcityへと出かけるには普通フェリーを使います。バスでも移動可能ですが、かなり時間がかかるので。4週間の滞在中、シドニー中を満喫したい私は、頻繁に行く地域でバスが乗り放題、フェリーも乗り放題という、オレンジパスを利用していました。(現在の情報ではありませんのでご注意を。)

 到着2日目。学校へ行くためにまずはそのオレンジパスを買わなければいけません。バス停の目の前にあるキオスクのようなお店で購入する、ということはホストマザーのリーランに聞いていましたので、早速お店に。

 “Orange weekly, please.”オレンジウィークリーください。とお店のおじさんに言いますが、「ん??なんだって?」と聞き返されます。で、もう一度チャレンジ。”Orange weekly, please!” 今度は、なんと「うちにはないよ!」と言われたのです。いやいやそんなことはないんですよ。売っていることは知っていますからね。オレンジが伝わらないって意外でした。そして、結構ショックでした。だって、簡単って思っていましたから。

 結局は「”bus ticket, please.”バスのチケット下さい。」「”which one?”どれ?」「”Orange”オレンジ」「“What?”なんだって?」を繰り返し、機転を利かせたおじさんが、全種類を並べてくれてそこから選ぶ、という方法で購入しました。最後まで私の”orange”オレンジは伝わらなかったです。他のお客さんの目が気になって恥ずかしいし、おじさんに悪いし、もう最悪の気分でした。

 そんな私も、英語を母国語としている人たちに「発音上手だね!」とほめてもらえる様になりました。

 私がどうやって発音を上達させたのか、発音のコツは何か、というお話は、オーストラリアから帰国した後で。

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