「自信喪失」事件が・・・

Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

 最近の珍道中では私が就職してからのお話をしてきました。この頃には会話は続く様になり、そこそこ自信もつき始めていました。

 そんな時です。私の自信を打ち砕くことがありました。ある晩、私は同僚の日本人、外国人総勢20名程でとあるバーにいました。そこは日本人、アメリカ人、カナダ人、フランス人、イタリア人など色々な人種があつまる場所。そこで私はあるイタリア人と話をしていたのです。話題は彼(イタリア人)の彼女についてでした。私は彼にこう尋ねました。「今日は彼女と一緒じゃないの?」。彼の返答は「彼女、○○が厳しいんだ。」でした。この○○、が分からなかったのです。分からなかったのですが、何かが厳しいというのは理解できましたから、それで会話を続けていました。そして、そのイタリア人に聞かれたのです。「Do you have a ○○?」その理解出来ない「○○」について聞かれたんです。こうなったら、何となく理解して会話を続けることは出来ませんので、「○○ってどういう意味?」と聞きました。そこで言われた言葉が、「Don’t you know that?!」。「そんなことも知らんの?」と言われたんです。これ、結構ショックでした。今思えば、「そんなことも知らんの?」と嫌みっぽく本当に言っていたのかどうかは実は分からないです。でも、その時の私にはそう聞こえました。そして、「ああ、やっぱりまだまだ全然だめなのね・・・だってそんなことも知らんし。」と自信を喪失したのでした。

 彼はイタリア人。英語を学んで話せるようになった人です。もちろん私もそうです。そんな彼にとって、知っていて当たり前の言葉を私が知らないことが衝撃だったのでしょう。

 今考えてみると、それは彼にとっての当たり前で、別に気にすることではなかったのです。その時にその言葉を知ったのですから、私にとっては結果オーライなはず。でも、「そんなことも知らんの」って言われると凹みました。

 こんな風に凹んだり、自信喪失したりしながら、それでも英会話は続けてきた。そのことが今の自信につながっています。これからもまた色々な壁にぶつかっていくでしょう。そして私は前進を続けます。ちなみに。私が理解出来なかった単語は、「門限 curfew」でした。

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