読むこと、リーディングにも練習が必要

Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

英会話に取り組み始めて3年。そろそろ就職活動が始まる時期になっていました。私は「とにかく英語を使える仕事がしたい」と思うように。英語がすごく出来る訳じゃない。海外生活経験もたった1カ月。どんな仕事なら出来るのだろう、と悩む日々です。

大学にはすでにたくさんの求人票が張り出されていました。色々と探してみるものの、そこには問題が。求人票には「TOEIC750点以上」とか「英検準一級以上」などと書いているのです。

英会話は好きになっていましたが、相変わらず英語の勉強は嫌いだった私は、TOEICテストも英検も受けてみようとさえ思ったことはなく、自分がどの程度のスコアを取れるのか、英検は何級なら合格出来るのか想像も出来ません。この時期になっても「勉強はしたくないしなあ」と思っていた私は、「どうしたもんかなあ」と思っていました。英語話したい!そんな仕事したい!と思っているだけでは、希望の仕事に従事することはどうも難しいようでした。

仕方ありません。とにかく一度TOEICテストを受けてみることにしました。受験後しばらくすると自宅にスコアが届きます。TOEICテストは、リスニングが半分とリーディングが半分合計990点。リスニングは495点中の395点取ることが出来ました。私にとってはかなりの高得点!すごいぞ!私!と思って、リーディングのスコアを見ると・・・190点。

リスニングに関しては、「なんとなく分かる」を繰り返し解答しましたが、リーディングはお手上げだったのです。時間がかかって最後までたどりつけないし、何を書いているのかなかなか理解出来ないし。ああ、読むことも話すことと同じ様に練習しないと上達しないのだなあ、と痛感しました。

私は「少しは会話が出来るようになってきているし、100%分からなくても、相手の言っていることを想像しながら会話を続けることは出来るようになってきた。TOEICテストを受けてもそれなりの点数取れるでしょ」と思っていたわけです。結果、それなり、とも言える点数ではありました。が、リーディングの出来なさに驚きを隠せませんでした。「会話は出来るけど、英語での書類作成などが全くダメ。そんな社員は要らないよな~」と思う結果だったのでした。

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