「分からない」と知る楽しさ

Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

珍道中52日目、私の英会話歴もそろそろ4,5年になろうとしていて、職場にいる外国人講師とも会話が続く様になっていました。そんな中で気が付いたことがあります。聞き取り易い英語と聞き取りにくい英語がある、ということです。国によって、聞き取りにく英語があることは分かっていたのですが、私が驚いたのは、ニューヨークから来ていた男性講師の英語がどうも聞き取りにくい様だ、と気が付いた時です。

あるとき、その講師に何かの置き場所を尋ねました。「○○ってどこに置いてある?Where is○○?」と。その返事が全く聞き取れなかったのです。「え?Sorry?」と聞き返すものの、やはり理解出来ません。普段はそれ程彼の英語が分かりにくいとは思っていなかったのですが、この時は本当に全然分からなくて自分でもびっくりしました。結果、彼は「on the shelf棚の上」と言っていただけ。私は彼が発音する「on」がどうも聞き取れなかったようです。私の発音では「オン」なのですが、彼の発音では「アン」に聞こえたんです。こんな簡単な単語なのに!と驚きましたが、それが何とも面白かったことを記憶しています。「自分の発音と違うと、こうも聞き取れないものなのか!」という良い発見、経験になりました。

さて、私は今イギリスのドラマ、パレーズ・エンドを見ています。イギリス英語が話されるドラマなので、そのイギリス英語の独特なイントネーションをまねて遊んでいます。男女の違いもありますが、とても厳格で、真面目な男性が感情を抑えて話す英語と、奔放で相手を挑発するような女性の話す英語の違いが面白いのです。

最後に私のお気に入りを一つご紹介。パレーズ・エンドでこんなセリフがありました。「I give you my word.」私が好きな英語表現の一つでもあります。直訳すると、私の言葉をあなたにあげます、ですよね。どういう意味かお分かりでしょうか。「約束します」という意味です。この表現はとても多くのドラマや映画に登場しますし、何よりオシャレじゃありませんか。言葉をあげるって粋な表現やなあ、と思うのです。そして、気に入った表現はどんどん使ってみる。それも英会話上達の秘訣です!

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