自分の英会話力で問題が解決!

Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

今日は昨日の続き。

ヨーロッパでトラブル発生!知り合いが部屋で「セキュリティーボックスが開かない!」と言い始めたのです。その対応を任されたのは私。

 実際に担当者と会って、何故開かなくなったのか、という説明をしていました。理由は「暗証番号を何度か間違ったから」。これを伝えようとしたとき、まず思い浮かんだことは「暗証番号って何ていうの?」です。良くあることですよね。会話の最中に「これ英語でなんて言うんやろ?」と悩むこと。この時、私の英会話での役立ったことは「分からない単語を考えることはさっさと諦める」。「暗証番号??うーん、分からん。番号でいいわ。」という感じです。実際に私が伝えたのは「彼女は番号間違ったの。 She mistook numbers.」。これで十分。会話は続きました。「どうしたいの?What do you want to? 」「開けたいの。We want to open.」「でも今日は日曜日だから、修理の人が休みなの。明日にならないと開かないわよ。」この文章を聞きとるのには、少し手間取りました。何度か聞き返した記憶があります。結局、「Sunday、repair person、not here、open、tomorrow」が聞こえたので、内容を想像することが出来ました。そして、「開けられへんって。じゃあ、どうしたらいいんよ!!!」と私は怒りにも似た思いが。

ひとまず、困っている彼女に伝えました。「明日にならな開けられやんって。どうする?中に何入れているん?パスポートとか?」と。そうしたら、何と!「中には何も入れてない」と言うじゃないですか。外出するときに、貴重品を入れて保管したいけど、開けられない、ということだったんです。

 私はちょっと拍子抜け。「大事なものを入れてるのに、開けられないんだ!大変!!」と勝手に思っていたんです。相手に中身が何もないこと、ただ中に入れたいだけだ、ということを伝えました。簡単に「nothing inside. She wants to put in some stuffs.」と。そうしたら、「フロントのセキュリティーボックス使ったら?」と言われたんです。確かに!貴重品を持ってフロントに行き、預かって、と伝えるだけで、問題解決!こうして、彼女はフロントに貴重品を預け、私の役目は終了。安堵と同時に「出来たやん!」と感じられました。

いくつか例を挙げましたが、使った言葉はとても簡単なもので、おそらく文法はめちゃくちゃ。それでも問題は解決したんです。それで大満足だし、達成感もありました。大学生の間の英会話への取り組みが実を結んでいる、と感じた大きな出来事でした。

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